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日本流のマナーを身につける!
立ち居振る舞い実践講座

<2011.12.5(月)>
 12月5日、3年生を対象に「立ち居振る舞い実践講座」が行われました。

 面接に行って面接室に入る時、ノックは何回すればいい?入室したら椅子のどちら側に立つのが礼儀なの?ご挨拶をする時の正しいマナーは?シュウカツ生のそんな疑問に応えて、本講座では、面接会場に入室する時から面接担当者の方にご挨拶するまでを想定して、ひとつひとつの動作や気をつけておきたいマナーについて学んでいきました。最初に講師の方が見本を示し、ロールプレイングで実践。普段何気なく交わしている挨拶も、マナーに気をつけながら改めてやってみるとどこかぎこちなくなってしまいます。そこに自分の気持ちが入るようになるまで、繰り返し練習しました。立ち居振る舞いのマナーも、相手に気持ちが伝わることが大事なことだとわかりました。


まず、講師の方が見本を示します。
お互いにチェックしながら自分でやってみる。
面接室での正しい座り方の見本。
挨拶に気持ちがこもるようになるまで何度も練習。
講師の吉村先生にお聞きしました。

 【今回、講座を行ってみてどうでしたか?】

 ニチジョ生は、声の出し方や呑み込みの速さでは、他の大学と比べても抜きん出ていますね。スポーツやダンスをやっているせいもあると思いますが、他の大学の学生なら恥ずかしがったり、うまい人がいると自分は引いてしまったりする場面でも、ニチジョ生は照れないで本気になってやります。これは他の大学では中々できないことです。僕の言うことをきちんと受け止めてくれるし、おざなりでやっていませんね。

 グループ分けすると、最初はうまいグループとへたなグループに分かれてしまいますが、講座が終わる頃にはだいたいみんな同じくできるようになります。これは僕の推測ですけれども、ニチジョ生は「人に負けたくない。人ができることは自分にもできる。」という意識が強いんじゃないかな。一見おとなしそうな子が意外と負けず嫌いだったり、いい意味でのライバル心があってとっても向上心が強いですね。

 あるグループが良くできていると、それにつられるように一緒になってテンションをあげてきます。スポーツをやっている人独特のモチベーションアップだと思います。やらされている、教えてもらうというよりも、自分たちがやるという意識が強いんじゃないかな。しかも、お互いがライバル関係の中でやる。これこそがニチジョ生の強みだと思います。

 【講座を受けていない学生に、伝えたいことがあればお聞かせください。】

 あいさつは誰でもできるはずですが、きちんとトレーニングした学生と全くしていない学生とでは、その差は歴然です。ちょっと気をつけるだけで「同じ人間?」と思うくらい変わります。大げさに言うと、人格まで変わったように見えてしまう。だからその差を、やっていない学生に是非みてもらいたいんです。

 今回は、面接室にノックして入り、挨拶をするところまでやったわけですが、決して難しいことをやっているわけではありません。重要なのは、そこでの作法や言葉のやりとりを実際に自分がやってみることです。

 学生たちが知りたいのは、ドアの開け方や、最初の声の出し方、座り方などです。「まずどうやって入ればいいのかな?」とか、「着席するまで、どうやってもっていけばいいの?」とか、それが意外とイメージできていないんですね。やり方はマニュアル本にも書いてありますが、例えばドアが引き戸なのか押し戸なのか、面接官が1人なのか2人なのか、机があるのかないのか、そういう細かいシチュエーションまでは想定していません。

 例えば「ノックは3回」と本に書いてあったりしますが、面接する側は3回が正式だと思っていない人もたくさんいるわけで、せわしなくドアを3回叩かれたら、自分ではいいと思ってやっていても、受け取られ方が全然違ってきたりします。だから3回打つなら2回の延長で打つというのが基本です。それだけでも知っておくといいと思います。



 【一度知ってしまえば「それだけのことか。」ということでも、例えばノックの音は実際に聞いてみないと実感できないんですね。】

 その辺がやった人とやっていない人の差になります。とにかく体験というか、体感してみることです。やってみることで、できない自分に気づけばいい。その時はできなくても、「どうやったらきれいにできるんだろう。」と、それが向上心につながれば、マイナスの部分をだんだんプラスに持っていけるようになります。

 スポーツと一緒で、基本がしっかりしていないと、テクニックでごまかしてもあまり綺麗にはなりません。これでいいという自信を持つには、人に見てもらうのがいちばんです。人が見ていいと思ってもらえるかどうかが重要です。その辺ができるようになったら、今度はコミュニケーションのほうですね。これは相手との対話の中で、どのように自分をアピールするかが大事になってきます。

 【グローバル化の中で、外国籍の企業に面接に行ったりする機会も増えていくと思いますが、そういう時の面接のマナーはどのようにお考えですか?】

 まずは日本の基本的なマナーでやればいいと思います。たとえ外国の企業であっても、外国人の面接担当者がいたとしても、日本のマナーがきちんとできている人は、やっぱり評価が高いんです。そこができていれば、世界のマナーも理解できるという考え方です。

 【実は僕は、外国人から叩き付けるように名刺を渡されて、内心むっとした覚えがあります(笑)。】

 名刺はもともと欧米にありましたが、名刺を渡す時の作法などは日本が作ったものらしいです。だから、名刺の受け渡し方などの作法は、日本流で正解だと思います。ノックにしても、もともと日本には引き戸しかなかったわけですから、ノックのマナーはヨーロッパから始まったものです。明治時代に日本人がアレンジして、日本流のマナーを作ってきました。中途半端に世界のマナーを意識するより、日本流のマナーを堂々と自信を持ってやれば、相手は必ずそれを認めてくれます。

 先日ブータンの国王が来日した時、ブータンの正装で来ていましたね。それを誰も変とは思わなかったでしょう。僕も素敵だなと思いました。それは自国の文化に自信を持っているからだと思うんです。同じように、日本の礼儀も世界に誇れるものだと思います。だからたとえ外国の企業に行ったとしても、日本流のマナーで自信を持ってやってもらいたいですね。ニチジョ生の場合は勢いがありますから、僕はきっとうまくいくと思います。

 【お話ありがとうございました。】